OB訪問って重要?研究職が活用すべき理由とその方法について解説!

OB訪問って重要?

・化学メーカーのOB訪問って何?
・OB訪問ってやった方がいいの?

研究職はざっくりイメージはつきますが、具体的に企業でどのような内容で、どのようなスケジュールで、どのような部門と関わって進めていくかわかりにくいですよね。

そういう時は実際にはたらいている人に聞くのが一番!

今回はOB訪問について、その重要性や進め方について解説します!OB訪問は現場の生の声を聞けるため、自分が働いているイメージが付きやすくなり、面接でも役立ちますよ!

目次

そもそもOB訪問ってなに?

OB訪問とは、企業で実際に働いている人に話を伺って業務内容や会社の雰囲気を知り、自身の就職活動の糧とすることです。

就活サイトや合同説明会では、企業の特色や事業内容、担当への質疑応答などを行うことができます。

ですが、どれも企業の説明ばっかりで、実際に自分がどのような仕事を行うのか、働く環境や雰囲気などについてはほとんど知ることができないですよね…

そこで”OB訪問”です。自分が本当に知りたい内容を直接聞くことができて、非常にためになります。

ただ、OB訪問って正直ハードル高いですよね…

・どうやって連絡とるの?
・実際にすると緊張して話せなさそう…
・なんか選考に絡んでそうで本当に何でも聞いていいの?
・先輩の時間をとってしまって申し訳ない…

等々、不安だけが先行してなかなか踏み出せません。ですが、“OB訪問”非常に有用なので、チャンスがあればぜひチャレンジして頂きたいです!

“OB訪問”が重要な理由と実際の進め方について見ていきましょう。

OB訪問が重要な理由4つ

働く先輩の生の声を聞ける

上述した通り、合同説明会などでは聞くことのできない情報を得ることができます。限られた時間の中で自分が聞きたいことを効率よく聞けるように準備しましょう。

調べればわかることを聞いてしまわないように注意しましょうね。

面接の練習になる

基本的には自分から聞きたいことを質問して企業について教えてもらう、というのが基本ですが、反対に先輩から質問を受けることもあるでしょう。

その質問に深い意味はないと思いますが、先輩がわかりやすいように、かつ簡潔に説明することを意識することで面接の練習をすることができます。

所属する研究室でも面接の練習はあると思いますが、実際に働いている人からの質問はまた違った視点からの内容も多く、自己理解にもつながります。

もし模擬面接をしたい場合は、予めお願いをしておくことで協力してもらえるかもしれませんね。

選考につながる(可能性がある)

OB訪問が選考につながることは多くはありませんが、つながる可能性は否定できません。企業のスタンスやコンタクトの取り方によっても異なります。

ですが、選考に関係するかはもちろん先輩には聞けませんし、こちらから聞くのも大変失礼に当たりますのでできません。

もしOB訪問を経て、先輩が「この人と一緒に働きたい!」と思っていただけたなら、人事部に伝わる可能性もあり、その後の選考に影響することも考えられます。

ですので、OB訪問といえど準備は綿密に行い、充実した内容にするように努めましょう。

面接時のアピールになる

実際に選考が進んで技術面接を受けられるようになったとき、面接官は現場の部長や課長も同席することもあります。

その際に面接官がOB訪問した先輩の上司であれば、そこから話が広がります。人は共通点があることで親しみを感じますので、そこでテンポよく話ができれば有利に進めることができます。

また面接が終わった後に面接官がOB訪問をした先輩に話をする可能性も考えられます。OB訪問の際に先輩に良い印象をもっていただけていれば、そこでも何か話をして頂けるかもしれませんね。

OB訪問における重要ポイント

OB訪問の流れ

OB訪問の重要性についてはわかっていただけたでしょうか?

そうは言われても、どうやってOB訪問を進めたらいいのかわからない…と思いますので、ここではその流れについて説明していきます。

STEP
行動前の準備

自己分析や業界調査などを行いましょう。

STEP
OB探し

大学や研究室などを通して行うのがオススメです。

STEP
当日までの準備

日時の調整などを行います。

STEP
訪問当日

マナーを気にしながら、OB訪問でしか聞けないことを中心に質問しましょう。

STEP
訪問後のフォロー

お礼の連絡や訪問メモの作成を行います

OB訪問をするときの注意点

事前にしっかりと準備する

せっかく先輩に時間をとっていただいたのにもかかわらず、途中で質問がなくなってしまったり、話が続かなかったりすると、興味がないのかなと思われてしまいます。何を質問するかを事前にリストアップし、訪問時にスムーズに会話が進むように準備しましょう。

また調べてもわからないことを聞けるように、事前調査も入念に行いましょう。

無理な要求や期待をしない

OB訪問はあくまで先輩の経験やアドバイスを聞く場であり、就職の斡旋や特別な待遇を期待する場ではありません。そのようなお願いをされても対応できないばかりか、残念な印象を与えてしまうことになります。無理な要求は避けて、相手の時間と立場を尊重しましょう。

マナーを意識する

服装に気を付けたり、時間を守ったり、挨拶をしたりするなど、最低限のマナーは気にしましょう。OB訪問の時だけでなく、就職活動全般において常に心がけましょう。

感謝の気持ちを伝える

コンタクトを取るときや訪問するとき、訪問実施後など適切なタイミングで感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。当たり前だと思いますが、意外にできていないこともあります。

まとめ:OB訪問は有用!できる限り行いたい!

ここまでOB訪問が重要な理由について解説してきました。

重要なのは以下の点です。

・働く先輩の生の声を聞ける
・面接の練習になる
・選考につながる(可能性がある)
・面接時のアピールになる

最も重要なのは、合同説明会などでは聞くことのできない”生の声”を聞ける点です。

また、会社によっては選考の一部になっていることも否定できません。ただこの点は意識してもしょうがないので、気にせずにできることを進めていきましょう。

OB訪問はその機会があれば積極的に行っていきたいです。OBからしか聞くことのできない自分だけの情報を得て、就活を進めていきましょう。

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この記事を書いた人

旧帝大にて理学修士を取得後、大手化学メーカーに就職。
約10年研究職に携わる中で、実験だけでなく様々な業務に従事。転職活動も経験。
研究を中心とした仕事に邁進する傍ら、休日はアウトドアを中心に活動中。
意外に謎な研究職について、仕事内容などを広めるべくブログを開設。

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